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世間では「働き盛り」などと言われる30代。
そんな大事な時期に「転職」をする以上、決して失敗するわけにはいきません!そのためには、どんなことに気を配り、どんな行動に出るべきなのでしょうか?
日々刻々と変化する30代の転職市場、否、“戦場”。かつて中国にて孫子は言いました。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」と――。
そうです!転職市場の現況を知り、そして自己をよく理解することこそが、今のあなたには必要なのです!
昨今の30代の転職事情をここに紹介します。
企業が求める30代。それは「既に企業で10年以上育てられてきた社員」です。
利益を生み出す存在になるよう、前企業が10年以上投資・教育してきた人材は、企業にとって「他社が投資して育ててくれた」ありがたい人材であるわけです。
中途採用時には即戦力として企業からの人気も高く、まさに引く手あまたです!
とは言え、これまでに転職を経験してきた人にチャンスがないわけではありません。 2~3年ごとの短期で職場を変えてきた人であっても、熱意と情熱、そして培ってきたスキルをしっかりと企業にアピールできれば、内定をもらうことは充分可能です。
20代よりも仕事と社会を理解し、40代と比べれば積極的で体力もある。
そんな30代転職者を企業は待ち望んでいるのです。
どこの企業の採用担当者も口を揃えて言うことが「30代のマネジメントスキル不足」です。
その背景にあるのは10年近く続いた“就職氷河期”。
新入社員を採用しない環境では管理すべき部下の数も少なく、今の30代は管理能力を伸ばすことができなかったと言われています。
しかしたとえマネジメントスキルが不足していても、これまで率先して仕事に臨んできたのであれば身に付いている能力はあります。
問題を発見し解決する能力や、社内外との交渉力など培ってきた能力を強くアピールすることは充分に有効です。
「即戦力」である30代を企業は求めています。
1993~2002年前後の就職氷河期に各企業が新入社員採用を控えた結果、企業の構成人員の年齢層には大きな偏りが見られるようになりました。
そんな状況で迎えた団塊世代の定年退職。
管理職が繰り上がっていく中、中間管理職ポストに収まる人材――つまり30代の優秀な人材が多くの企業で不足しているのです。
ある意味20代よりも強いニーズがあると言えるのが今の30代なのです。
企業選びや応募、面接の前に、前職には何が欠けていて転職に踏み切ったのかを思い返してみてください。
欠けているのは給与なのか?やりがいなのか?仕事時間なのか?勤務地なのか?
…それらは現在の職場では解決できないものなのか?
そこで浮かび上がった理由こそが、今後あなたが転職活動をする際の指針となるはずです。
この指針の選定を誤ると、今後何度転職したとしても、同じことの繰り返しになります。そしてそれらを「求めるもの」として強く意識してください。
不満があって逃げ出した人間よりも、強く求めるものがある人間の方を採用担当者は高く評価することでしょう。
社会人として酸いも甘いも噛み分けた30代だからこそ、企業はその要望を真剣に捉え、あなたの能力に期待することでしょう。